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4/16 update
会期中、主に夕方から夜にかけて行なう、ライヴまたはレクチャーとセットになった作品上映です。
FILMでの
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VIDEOでの
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 ライヴ+映画上映 presented by map

17日(土):かえる目+『喜劇 とんかつ一代』
1963年/94分
配給:東宝
監督:川島雄三
出演:森繁久弥、加東大介、淡路千景、フランキー堺、三木のり平、ほか
製作:佐藤一郎、椎野英之
原作:八住利雄
脚本:柳沢類寿
撮影:岡崎宏三
音楽:松井八郎
喜劇 とんかつ一代』 解説
高級洋食店と庶民的なとんかつ屋の確執を、主演の森繁自らが歌う「とんかつの唄」などユーモラスな音楽とともに描いたコメディ。
喜劇 とんかつ一代』 コメント
「古びたシャリシャリのプリントの向こうから、とんかつを言祝ぐすばらしい歌子がやってくる! いまから楽しみでしかたない! (じつはまだ見たことがない)」(かえる目・かえるさん)
かえる目(かえるもく) プロフィール
かえるさんこと、細馬宏通の作詞作曲と不安定なボーカル、宇波拓・木下和重・中尾勘二によるつつましくも練達の演奏によるカルテット。2007年、「おっさんの体にユーミンが宿る」というキャッチコピーのもと、1st アルバム『主観』をリリースした。
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18日(日):トクマルシューゴ+『ティム・バートンのコープスブライド』
CORPSE BRIDE 2005年/77分
配給:ワーナー・ブラザース
監督:ティム・バートン、マイク・ジョンソン
声の出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、ほか
製作:アリソン・アベイト、ティム・バートン
脚本:パメラ・ペトラー、キャロライン・トンプソン、ジョン・オーガスト
撮影:ピート・コザチク
音楽:ダニー・エルフマン
© Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
ティム・バートンのコープスブライド』 解説
ティム・バートンがストップモーション・アニメで描くダーク・ラヴストーリー。
ティム・バートンのコープスブライド』 コメント
「この物語に思い入れがあるかというとそうでも無いのですが、普通に流して見てしまいがちなところにポイントがあって。たった1秒の動きをコマ撮りするのに10時間も費やすような手法、そんな途方もないバカげた手法をとっているのに、それを感じさせないところに共感が持てます。ただ、爆音で見たからってどうなるかは、さっぱりわかりません…」(トクマルシューゴ)
トクマルシューゴ プロフィール
様々な楽器、ノコギリや玩具などの非楽器を演奏し、録音、編集までをひとりで行う。2004年、1stアルバム『Night Piece』をリリース。「WIRE」「Rolling Stone」誌など世界各地のメディアで絶賛される。05年に2nd『L.S.T.』、07年に3rdアルバム『EXIT』を発表した。
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19日(月):テニスコーツ&梅田哲也+『白い花びら』 『Harmonies』
『白い花びら』、『Harmonies』ともに

JUHA 
1998年/78分
配給:ユーロスペース
監督・脚本・製作:アキ・カウリスマキ
原作:ユハニ・アホ
出演:サカリ・クオスマネン、カティ・オウティネン、ほか
撮影:ティモ・サルミネン




Harmonies
2008年/96分
提供:ontonson
監督・撮影:元宮正吾
出演:二階堂和美、さや、植野隆司、ほか
音楽:にかスープ&さやソース
『白い花びら』 解説
フィンランドの国民的文学作家ユハニ・アホが1911年に執筆した原作をベースにした「20世紀最後のサイレント映画」。
『白い花びら』 コメント
「『白い花びら』はかなり変な映画です。初めて見たときはビックリしすぎて、どう考えて良いのか分かりませんでした。白黒の画面といい、ストーリーといい、昔のサイレント映画の典型なのですが、ついている音楽がどういうわけか合っていません。映像と音との関係を!」(テニスコーツ・植野隆司)
『Harmonies』 解説
テニスコーツのさやと二階堂和美によるユニット“にかスープ&さやソース”の姿を追ったドキュメンタリー。1stアルバム『イピヤー』の録音風景から、ライヴ、私生活まで、彼女たちの音楽とその創作に対する姿勢が記録されている。
テニスコーツ&梅田哲也  プロフィール
さや(ボーカル、キーボード)と植野隆司(ギター、サックス)を中心とする不定形ユニット。ディスコグラフィに『ぼくたちみんなだね』『テニスコーツのテーマ』『エンディングテーマ』がある。今回は、日本で最も大きな抽斗を持つサウンド・アーティスト梅田哲也との競演で登場。無声映画『白い花びら』の上映とともに演奏を披露。
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 レクチャー+映画上映

20日(火):赤坂大輔+『夜よ、こんにちは』
BUONGIORNO, NOTTE 
2003年/105分
配給:ビターズ・エンド
監督・脚本:マルコ・ベロッキオ
出演:マヤ・サンサ、ルイジ・ロ・カーショ、ロベルト・ヘルリッカ、ほか
撮影:パスクァーレ・マリ
音楽:リカルド・ジャーニ
『夜よ、こんにちは』 解説
極左武装集団“赤い旅団”がアルド・モロ元イタリア首相を誘拐した歴史的事件を題材に、元首相を自身のアパートに匿う役割を担った女性の葛藤を描く。チネチッタのセットで再現されたアパートの部屋に差し込む光や外部から進入してくる音が、緊迫した空間を際だたせている。
赤坂大輔  プロフィール
批評家。シネクラブ“New Century New Cinema”主宰。97、99年にアテネ・フランセ文化センターで「ポルトガル映画講座」をプロデュースし、ペドロ・コスタ、ジョアン=セザール・モンテイロといった映画作家を紹介。その批評は、世界各地の知られざる映画に目を向けさせてくれるだけでなく、映画における音の重要性を考えさせてくれる。
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21日(水):佐々木敦+『ヌーヴェルヴァーグ』 (日本最終上映)
NOUVELLE VAGUE 
1990年/89分
配給:ザジフィルムズ
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:アラン・ドロン、ドミツィアーナ・ジョルダーノ、ラファエル・デルパール、ロランス・コート、ほか
製作:アラン・サルド
撮影:ウィリアム・ルプチャンスキー
録音:フランソワ・ミュジー、ピエール=アラン・ベス、アンリ・モレル
『ヌーヴェルヴァーグ』 (日本最終上映) 解説
ゴダールが彼にしかできないやり方でアラン・ドロンの新たな顔を引き出した作品であり、80年代を通してゴダール=ミュジーが探究し続けた映画音響の到達点ともいえる作品。全編に渡って映し出される湖に澄んだ音の粒子がきらめく。
佐々木敦 プロフィール
批評家。HEADZ代表。音楽、映画、文学などジャンルを超えた批評活動を展開。近年ではカルチャー・コンプレックス・スクール“BRAINZ”を主宰、また雑誌「エクス・ポ」の編集発行人を務めるなど、その活動はさらに多様化している。近著に『絶対安全文芸時評』(インファス)、『LINERNOTES』(青土社)など。
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22日(木):大友良英+『風の又三郎』 (聞き手:須川善行)
2003年/50分
提供:NHKエンタープライズ、オフィス・シロウズ
監督:黒沢清
原作:宮沢賢治
出演:小泉今日子
撮影:柴主高秀
音楽:大友良英
音声:郡弘道
『風の又三郎』 解説
「朗読紀行にっぽんの名作」シリーズの1篇としてNHK-BSで放映された朗読ドラマ。何かが終わってしまった場所として選ばれたある廃墟を舞台に、小泉今日子の朗読、廃墟のざわめき、大友良英による繊細な音響が対話を生み出し、現れるはずもない「風の又三郎」が召還される。
大友良英 プロフィール
ターンテーブル奏者、ギタリスト、作曲家として、世界各地でのコンサートやレコーディングなど常にインディペンデントなスタンスで活動。“Filament”“Cathode”“大友良英New Jazz Quintet”などのプロジェクトを展開するほか、様々なアーティストとコラボレーションしている。また数多くのサウンドトラックも手がける。
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