絶頂期のT.REX、幻のライヴ映像が遂に爆音解禁!
1972年3月18日。ウェンブリー。ヒット作を立て続けに発表し“T.レクスタシー”という造語まで生んでいたT.REX、唯一のライヴ映像「ボーン・トゥ・ブギー」が長年の沈黙を破る。高揚する1万人の観客を前に自信溢れるマーク・ボランの“小細工なし”の爆音ステージ。熱狂と興奮に満ちた伝説のロックンロールの瞬間!
ロックが好きな奴、ロールが好きな奴。
監督のリンゴ・スターが提示した当初のコンセプトは、「いかに彼らが仕事をし、いかに生きたか」。ライヴ撮影の後、即興的かつランダムに撮影されていった挿話たち。キャデラックの前でひたすら同じ台詞のNGを繰り返す2人の姿に、この映画の精神のすべてが映る。
魂を満たすのは、ムーブとグルーブ!
誰も観たことの無いロックの形が、そこにある。
ロンドン、アップル・レコードの地下スタジオ。エルトン・ジョン、リンゴ・スターが加わった夢の「チルドレン・オブ・ザ・レボリューション」セッション・シーンだ。強烈にピアノを叩きつけるエルトン・ジョンのパワー、そしてマークの刺激的なボーカルが、ロックンロールの新たな視界を開く!
マッドハッターのティー・パーティー!
ジョン・レノンに捧げる不思議な夢とロックンロール
最後に撮影されたのはリンゴ・スターが所有していた旧ジョン・レノン邸でのティー・パーティー。何も知らない進行役のジェフリー・ベイルドンと修道女を交えたそのお茶会では、マークと弦楽四重奏によるメドレーが繰り広げられる。
トニー・ヴィスコンティのサラウンド・リミックスにより新たな命を吹き込まれた72年のT.REX。
ライヴ音響システムを使用した爆音での、2週間のみの限定上映!
上映作品
『ボーン・トゥ・ブギー』
製作/監督:リンゴ・スター
出演:マーク・ボラン、リンゴ・スター、エルトン・ジョンほか 音楽:マーク・ボラン(TREX) 1972年/65分/ビスタサイズ/イギリス 提供:シンコーミュージック・エンタテインメント
*劇場ではDVD上映となります
同時上映 「T.REX in JAPAN 1972」(20th CENTURY BOY P.V.) 約6分
1972年11月初来日のT.REXが日本録音した「20th Century Boy」をバックに、鍬田正義、長谷部宏のスチール写真で綴る日本滞在記。(DVD『ボーン・トゥ・ブギー』収録作品)